現在募集中の研修
令和元年度 C+C 喀痰吸引等研修センター 喀痰吸引等研修(第二号)募集要項
研修目的
平成24年度から施行された社会福祉士及び介護福祉士法に基づく介護職員等による喀痰吸引等の実施の制度化に伴い、介護保険施設等や居宅において、適切に喀痰吸引等が実施できる介護職員等を養成する。
受講対象者 (及び、申込対象施設・事業所)
次の条件を満たすことができる受講者、施設・事業所とします。
- 介護保険サービス及び障害福祉サービス施設・事業所に所属し、たんの吸引等を行う職員等で管理者が本研修の受講者として推薦する者。
- 当該施設・事業所において、研修受講者の実地研修(実習)を修了することができる。
- 実地研修の任意の各行為に対し、対象となる利用者が適当数入所または利用している。 (一号研修は5行為、二号研修は任意の行為)
- 実地研修に協力していただける喀痰吸引等の利用者とその家族を確保できること。
- 実地研修の場において介護職員等を指導する「指導看護師」等を法人で1人以上確保することが可能であること。
- 実地研修の実施にあたって、医師の協力が得られること。
募集定員
20名程度(定員に達し次第、募集終了となります)
受講料
基本研修 120,000円(テキスト代、損害賠償保険代、消費税込) 受講料の他に、別途、実地研修に係る費用(医師の指示書、訪問看護師指導料等に係る費用を含む) 実地研修修了手続の手数料を事業所でご負担いただきます。 (コミュニケーションプラス「実地研修について」を参照ください。) *一旦支払われた受講料は、返還できませんので予めご了承願います。
研修日程
■講義■ 10月25日(金) 10月31日(木) 11月3日(日) 12月6日(金) 12月18日(水) 12月24日(火) 12月27日(金) 1月7日(火)
■演習■ 1月27日(月) 2月6日(木)研修会場
かながわ県民センター 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
研修内容
- 基本研修(8日間 講義50時間 筆記試験2時間、救急救命講習 1.5時間)
厚生労働省が定める研修カリキュラムに基づき、喀痰吸引等に必要な基礎知識を取得する。
- 人間と社会
- 清潔保持と感染予防
- 保健医療制度とチーム医療
- 健康状態の把握
- 安全な療養生活
- 高齢者及び障害児・者の「たんの吸引」概論と実施手順解説
- 高齢者及び障害児・者の「経管栄養」概論と実施手順解説
- 知識の習得のための筆記試験 四者択一式・60 分 30 問により喀痰吸引等に必要な知識の取得度をはかります。 合格基準(正答率 9割)に達しない受講者に対しては、再試験を行います。
- 基本研修・演習(2日間)
筆記試験合格者に対して、たんの吸引、経管栄養及び救急蘇生法の演習を行います。
シミュレーター(たんの吸引訓練モデル、経管栄養訓練モデル)、吸引装置等を使用して、行為の種類 ごとに所定の回数を行います。 各行為について講師の評価を受け、国の「喀痰吸引等研修実施要綱(平成24年3月30日)」 に定める「基本研修(演習)評価基準」の手順通りに実施できると認められた場合、演習の終了となります。
- たんの吸引 (口腔内 5回以上、 鼻腔内 5回以上、 気管カニューレ内部 5回以上)
- 経管栄養 (胃ろう又は腸ろう 5回以上、 経鼻経管栄養 5回以上、 半固形剤 1回以上 )
- 救急蘇生法 1回以上
実地研修の実施について
原則として所属事業所(法人内他事業所を含む)での実施となります。
医師の指示書・同意書・実施計画書等の提出、研修施設などから実施承諾書受理し、実地研修開始依頼書を当センターより送付後に、実地研修開始となります。 所属事業所(法人内他事業所含む)の利用者の協力を得て、 指導者の下で各行為種類毎に所定の回数を行っていただきます。
行為種別 | 実施内容 | 実施回数 |
---|---|---|
たんの吸引 | 口腔内吸引 | 10回以上 |
鼻腔内吸引 | 20回以上 | |
気管カニューレ内吸引 | 20回以上 | |
経管栄養 | 胃ろうまたは腸ろう | 20回以上 |
経鼻経管栄養 | 20回以上 |
実地研修指導者評価票【原本】提出後、評価基準を満たしているかを確認後、基本研修(講義及び演習)と実地研修を修了した受講者に修了証明書を交付いたします。
※胃ろう又は腸ろうによる経管栄養における半固形の取り扱いについて選択制とし、演習1回以上、実地研修3回以上とします。受講までの流れ
指定の受講申込書に必要事項を記入し、必要書類を同封のうえ、郵送にてお申込みください。 ↓ 受講申込書を確認し、受講の可否をご連絡後、受講決定書を送付します。 ↓ 期日までに受講料をお振込みください。
受講免除について
実質的違法性阻却的措置による「特別養老人ホームにおける介護職員によるたんの吸引等」に基づくたんの吸引を適切に行うために必要な知識および技術に関する研修を修了した者は演習と実地研修において口腔内吸引が免除となります。(研修修了証もしくは認定特定行為業務従事者認定証の提出が必要です)
申し込み方法
受講申込書に必要事項を記入の上、(株)コミュニケーションプラスまでご提出ください。
留意事項
- 全課程確実に受講できる者を推薦してください。無断で欠席をした場合や、受講中に所属事業所を退職した場合は、受講の取り消しとなります。 なお、支払われた受講料は返還いたしませんのでご注意ください。
- 30分以上の遅刻・早退は、理由の如何にかかわらず認めません。欠席扱いとさせていただきます。
- 基本研修(講義)を欠席した場合、補講を行いますが、補講にかかわる費用が発生します。
- 基本研修(講義)終了後に筆記試験を行います。合格基準に達しない受講者には2回まで再試験を行いますが、合格基準に満たなかった場合は、不合格となり修了証の発行はいたしません。 なお、受講料の返還はございませんのでご注意ください。
- 研修受講中に、著しく公序良俗に反する言動や行動等があり、受講秩序を乱すと判断した場合、受講を取り消します。なお、受講料の返還はございませんのでご注意ください。